肉と赤ワインは相性がいい

食事をする上で相性が良い悪いという事をよく耳にします。相性が良いというには、味の種類が異なる事と、味の強さの程度が同じであるという条件が必要になってきます。
味の種類には甘み、塩味、酸味、苦味、そしてうま味の5つがあり、同じ種類の味だとお互いの味を打ち消してしまいます。分かりやすく例を挙げるとヨーグルトと酢の物は同じ酸味の強い食べ物なのでお互いの味を打ち消してしまい相性が悪いという事になります。しかし、お肉は甘みとうま味が強いのに対して、赤ワインは苦味が強く、なおかつ味の強さも同程度なので相性がとても良いという事になります。

もちろん食の好みは人それぞれで千差万別ありますが、それでも料理には基本的な味の組み合わせのルールのようなものがあります。その中の一つでもあるのがお肉には赤ワイン、魚には白ワインが合うという事です。ワインを作る時に白ワインは果肉だけを使うのに対して、赤ワインはブドウを皮ごと使うので渋みが増していき、深く濃厚な風味と苦味が出ます。牛肉も味が濃く、部位にもよりますが脂肪分も多いので深い味わいがあり、合わせて食べると非常に相性が良いです。飲食業界の革命児ジビエとは?ワインに合う人気ジビエの種類14選も、興味深いですね。
一方魚の場合は多少脂がのっていたとしても全体的にはさっぱりとした味わいのものが多い為、赤よりも白ワインのほうが合うという事になります。
つまり味にインパクトが強い料理には、ワインもインパクトが強い赤のほうが合い、味がさっぱりしている料理には、ワインもインパクトの弱い白が合うという事です。

また他にも相性の良い理由はあります。実際に牛肉の赤ワイン煮といった料理が存在しているように料理の素材として使われているという事も大きな理由です。ワイン等のアルコール分を含んだ調味料を料理に使うと、素材を柔らかくしたりうま味成分を引き出してくれるので調味料としてもこれら二つは相性が良いとされていますし、ワインの赤い色は牛肉と一緒に煮込む事で鮮やかな赤い色をつけることも出来、見た目がさらに美しくなり料理をより引き立ててくれます。
もちろん例外もあります。白ワインの中にも強い味わいのものがあり、中にはお肉との相性が悪くないものもありますが、それでも全体的に見てみると、どうしても白ワインはさっぱりとしているのでお互いの美味しさを上手く引き立てる事が出来ません。しかし赤ワインであればお互いの美味しさを高めあう事が出来る事からお肉には赤ワインが合うと言われています。